第4回価値デザインコンテスト~勝ちデザグランプリ2020~【JCI日本賞プラン紹介①】

価値デザイン社会の実現を目指したビジネスプランコンテスト

第4回価値デザインコンテスト~勝ちデザグランプリ2020~

本記事は価値デザイン委員会 宮崎 智生(JCI名張)が担当いたしました。

 

勝ちデザグランプリ2020最終審査会の動画が公開されました!!

URL:https://youtu.be/Io1OTdNVPIA

仕事の合間にも見られる短い動画にまとめてあります。

 

今回はファイナリスト受賞プランのひとつである『海はひとつ One Oceanプロジェクト』(応募者:石川 隆将)について紹介します。

【プラン概要】

水産業をアップデート!!

これまでの漁師は、海にある資源を獲れるだけ獲って売れるだけ売る、という固定概念、常識が今も魚師に深く根付いています。資源を獲れるだけ獲る、その先の資源、環境に対してはあまり考えてこられませんでした。構造上どうしても既存の方法が中心となる1次産業においては成長の要素が少なく、高齢化かつ後継者不足に悩む漁村が多くあります。未来を見据え、漁村の発展に取り組まないといけません。漁村発のリーディングカンパニーとして買い上げから加工、保存処理、各々の生産物を組み合わせた商品化や食品サービスへの昇華といった関わる事業を全て行い、最終的にはECサイト『One Ocean』で販売してこれまでにないコラボレーションや直販利益をもたらす構想を構築し、水産業にインパクトを与えます。

【プランの現況】

固定概念、常識をぶち破れ!!

既得権益が重なり、水産業のこれからを担う若い世代が、夢、希望、仕事にやりがい、ロマンを見いだせないのが現状です。様々な業種と繋がりこれからの水産業をデザインして、若い世代が水産業に魅力を感じてもらう取り組みとして、三重の恵、伊勢真鯛のかぶせ茶漬けの販売では、漁師、調理師、加工業者、お茶屋、ゴマメーカー様々な業種と一丸となって、食材から開発、販売までの食品サービスを作り上げている。この商品では、食材、技術、それぞれの特徴や強みを活かしている為、全ての関係者が「弊社の商品です」と胸を張って販売できる、食品サービスの繋がりの強さになります。伊勢志摩アカモクでは、今までは、ある物を獲れるだけ獲って売れるだけ売るが従来の水産業でしたが、アカモクの先端だけを獲り、次の世代にも資源が残るようにしています。このアカモクは海の浄化作用、藻場の環境改善効果もあり、海の環境を守る役割もあります、SDGsの核となる三つの要素「経済、社会、環境」も考えられています。この商品も様々な業種の繋がりがあり、生産、加工、流通、販売までされています。様々な生産物とコラボレーションした商品を開発し販売、消費者への認知が様々な場所から広がっています。

【プランの展望】

総合的漁村をバズらせたい!!

水産業全体で、今までのように食品をそのまま流通させるだけではなく、「どこに、だれに、どのように」販売していくか、様々な業種と繋がり推進していく、今までの水産業の常識が『One Ocean』が目指す新しい水産業の常識にアップグレードする。ECサイトから食材を流通するだけではなく、今まで一般の方が見ることができなかった水産の世界も発信するとともに、食の大切さ、これからの水産業のビジネスモデルの発信にも力を入れる。様々な業種と繋がり、様々な強みが繋がり、人と繋がり、豊かな産業を推進していくことで、水産業に「新しい価値」をデザインし、地域創生の道を切り開いていき、若い世代に夢、希望を持ってもらい、さらなる水産業の発展を目指します。住まう地域の海がみんなで繋がり、ひとつになることで、全国に発信し、全国の海が繋がり『One Ocean』を創造する。

【受賞者コメント】

今回の勝ちデザグランプリで評価を受け、今まで地域で思いをはせていた事が評価された事で、仲間が喜んでくれた事が嬉しかった。コンテストがあったからこそ、さらに細かく具体的に事業を計画することができた、これから出会う仲間と強い組織をつくっていきたい。JCを卒業した後も、垣根を越えてJCで得た学び、経験を活かし『One Ocean』の未来の為に運動を続けていきたい。

【企業情報】

企業名:有限会社伊勢志摩冷凍

所在:三重県志摩市阿児町鵜方1401-4

業種:冷凍倉庫業、冷凍食品販売、鮮魚魚介類販売

HP:http://shimarei.com/

【勝ちデザグランプリ2020】

https://kachideza-platform.com/…/kachidezagrandprix2020/

>>勝ちデザグランプリに対するお問い合わせは

価値デザイン委員会 副委員長 新谷 剛士

kachideza2020@gmail.com